わずか2安打も…1発に泣いたマエケン「ホームランの球は甘かった」

[ 2016年5月7日 12:25 ]

ブルージェイズ戦の6回、バティスタ(奥)に2ランを浴びたドジャース・前田

インターリーグ ドジャース2―5ブルージェイズ

(5月6日 トロント)
 ドジャースの前田健太投手(28)が6日(日本時間7日)、トロントでのブルージェイズ戦に先発し、6回に先制の2点本塁打を浴びて6回2安打2失点。今季4勝目は逃したが、前半はブルージェイズの25歳右腕・ストローマンと投手戦を展開した。

 ブルージェイズは昨季総得点とチーム打率がメジャー30球団で1位。昨季ア・リーグMVPのドナルドソン、本塁打王に2度輝いたバティスタら右の大物打ちが並ぶ“最強打線”だ。前田は5回までは四球を出しながらも後続をきっちり抑えてスコアボードに「0」を並べて打線の援護を待ったが、6回に痛恨の一発を浴びて先制を許した。

 1死からドナルドソンを歩かせると、続く3番バティスタにフルカウントから甘く入ったスライダーを捉えられ、2階席まで到達する2ラン。前田は「ホームランを打たれた球は甘く入ってしまった。その前の四球も失点につながってしまって悔しい」と振り返ったが、5回までの投球については「それまではうまく投げられた」と合格点を与えた。

 チームは一度は試合を振り出しに戻したが、終盤にリリーフ陣が一発を浴びて2連敗。試合はつくったものの勝利にはつながらず、「結果的にチームが負けて、いい流れをつくれなかった」と悔しさを口にした。

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