ロッテ 痛い逆転負け、デスパ奮闘全3打点も指揮官「つながり悪い」

[ 2016年5月4日 19:19 ]

<楽・ロ>5回5失点で降板する二木

パ・リーグ ロッテ3―5楽天

(5月4日 コボスタ宮城)
 2位・ロッテが今季初の3連敗で貯金を4に減らし、首位・ソフトバンクとのゲーム差が2に広がった。痛い逆転負けの中で、4番・デスパイネがチームの全3打点を挙げ、気を吐いた。

 まずは初回2死一塁。美馬のスライダーを右中間に運ぶ先制適時二塁打を放ち「本当はホームランを打ちたかったけどね。まず先制できたことは良かった」。

 1―1の5回2死からは再び美馬の外角スライダーをとらえ、バックスクリーンへの勝ち越し6号ソロ。4月26日の西武戦(西武プリンス)以来6試合ぶりのアーチだった。今季の本塁打は全て中堅から右方向。強引に引っ張らない打撃が結果につながっている。「次の打席も狙って行くよ」と気合十分で臨んだのは、2―5の7回1死一、三塁で迎えた第4打席。きっちり中犠飛を放った。

 だが、主砲のバットは勝利につながらなかった。伊東監督は「4番は打ったけど、つながりは悪い。打順を入れ替えて対処するしかない」と打線の組み替えを示唆。楽天に2試合連続の逆転負けを喫したが、5日は涌井が先発する。エースで嫌な流れを断ち切りたいところだ。

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2016年5月4日のニュース