広島・野村 打って投げてG斬り4勝目 カープ1日で再奪首

[ 2016年5月4日 21:37 ]

<巨・広>4回2死一、三塁、2打席連続の適時打を放つ野村。投手・江柄子

セ・リーグ 広島6―1巨人

(5月4日 東京D)
 広島の野村祐輔投手(26)が投打にわたる活躍を見せ、首位再奪取に貢献した。巨人打線相手に5回2/3を8安打1失点で4勝目。打っても明大時代の先輩、江柄子(えがらし)から先制打を含む2打席連続タイムリーを放った。チームは首位攻防第2ラウンドを制し、1日で首位に再浮上した。

 野村は多彩な変化球をコーナーに投げ分けて5回まで無失点に抑えた。5点リードの6回2死から3連打で1点を失ったものの、2番手の今村が追加点を許さなかった。

 バットでも自ら、2回に右前に先制の適時打を放つと、4回にも右前に2打席連続タイムリー。2―0の5回には松山と鈴木の連続適時打と悪送球の間に3点の援護をもらった。

 チームは今カード1勝1敗とし、1日で巨人を抜いて0・5ゲーム差の首位に再浮上した。

 巨人は14年9月14日のDeNA戦(東京D)以来、598日ぶりの先発となった江柄子が5回途中5失点と踏ん張れなかった。

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