青木 気迫の三塁ヘッスラ 顔面激突「低い鼻が余計低く…」

[ 2016年5月4日 05:30 ]

<アスレチックス・マリナーズ>7回、頭から滑り込んで三盗に成功する青木(AP)

ア・リーグ マリナーズ4―3アスレチックス

(5月2日 オークランド)
 マリナーズ・青木が19日ぶり今季3度目のマルチ安打で勝利に導き「チームに貢献したなという気が今日はする。いつもと違う気持ちで試合を終われた」と振り返った。

 3―1の7回。この日2安打目となる左翼線二塁打を放つと、次打者の3球目に三盗を仕掛け頭から滑り込んだ。捕手の送球がそれて本塁へ。4―3で逃げ切ったチームには貴重な4点目となった。

 盗塁の際には三塁手の足が顔に激突。直後は真っ赤に腫れていたが「低い鼻が余計低くなった」と笑い飛ばした。スコット・サービス監督は「本当にいい走塁だった。大きな得点になった」と絶賛。青木はアスレチックス戦で打席に立った通算13試合全てで安打。球団によると、ア軍戦での13試合連続安打はペドロイア(レッドソックス)の14に次ぐ現役2位タイの記録となり「じゃあ、14試合目も打たないとね」。早くも気持ちは次戦に向いていた。 (小林由加通信員)

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