雄星 大谷の内角えぐる 21日花巻東対決「思い切って遠慮なく」

[ 2016年4月19日 05:30 ]

札幌市内の室内練習場で入念にストレッチする西武・菊池

 21日の日本ハム戦に先発する西武・菊池が、花巻東の後輩で二刀流の大谷に対して徹底した内角攻めを予告した。大谷はDHで先発出場する予定で、3年ぶりに「花巻東対決」が実現する。

 「大谷が1年目の開幕カード以来ですね。外角だけで簡単に抑えられる打者ではないので、思い切って遠慮なく内角にも投げたい」。投手と打者での2人の対決は、13年3月30日(西武ドーム)以来。この時は菊池が2打席連続で空振り三振を奪った。当時は完勝したものの、3年がたって警戒心を強めている。

 「今は技術も上がっているし、飛距離も伸びている」と菊池。土肥投手コーチも「(大谷は)リーチも長いし、器用さもある。内と外をうまく使って抑えないといけない」と話す。打者としても進化を続ける後輩の胸元を厳しくえぐり、先輩の意地を見せつける。「投手・大谷」との投げ合いは過去3試合で0勝2敗と完敗している。そのリベンジも込めて「打者・大谷」を返り討ちにする。 (重光 晋太郎)

続きを表示

2016年4月19日のニュース