岩隈&マー君の元女房役、楽天・嶋が初対決を“解説”

[ 2016年4月19日 07:27 ]

16日の試合前に談笑する岩隈(左)と田中

ア・リーグ ヤンキース4―3マリナーズ

(4月17日 ニューヨーク)
 楽天の正捕手・嶋は海の向こうで実現した元エース対決に「2人ともあんな大きな舞台で格好いい。見に行きたかった」と拍手を送った。

 日本時間午前2時5分のスタートだったが、2人の球を受けてきた女房役は「岩隈さんもマサヒロも両方とも抑えて、ともに勝ち負けなしというのが理想」とリアルタイムでテレビ観戦し、両右腕の投球を見守った。

 初回、1点を先制されなおも2死一、三塁から空振り三振を奪った田中を「ランナーが三塁に行ったり、ここぞという時に三振を取りに行く」と評価。一方で6回2死三塁のピンチを二ゴロで切り抜けた岩隈に対しては「どんな時でもスタイルを変えない。常にゴロを打たせて取る」と投球スタイルの違いを分析した。

 結果的に、田中が勝利投手となったが「2人とも本調子でない中、悪いなりにゲームをつくるのは凄い」と元エース2人を称賛。だが、最後は「今後は対戦がない方がいい。どちらかに勝ち負けがついてしまう」と複雑な心境を明かし「投げ合わずにお互い勝ち続けてほしい」と両者にエールを送った。 (徳原 麗奈)

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2016年4月19日のニュース