岩隈 マー君と初対決「凄く楽しかった」 悔いは2球で2失点の場面

[ 2016年4月19日 05:30 ]

<ヤンキース・マリナーズ>田中との投げ合い、敗戦投手となったマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ3―4ヤンキース

(4月17日 ニューヨーク)
 マリナーズの岩隈は制球ミスに泣いた。

 1点リードの2回。先頭のマキャンに死球を与え、続くロドリゲスにも内角を狙った直球が甘く入って2ランを被弾。いずれも初球で、わずか2球で逆転を許し「当ててしまった後だったので、厳しく行きづらかった。2球で2点というのは一番悔いが残る」と今季初被弾を悔やんだ。3―3の5回1死一、三塁ではスプリットが暴投となり、決勝点。2敗目を喫し「序盤から体が開き気味で、球も高くて制球が利かなかった」と振り返った。

 本調子ではなかった岩隈を奮い立たせたのは、後輩の姿だった。田中も初回から失点を重ねながら粘りの投球。「途中からカーブを交ぜながら丁寧に力まず投げていた。僕も低く、低くと思いながら負けない気持ちで、悪いなりに7回まで投げることができた」と明かした。「(入団当初は)マー君という存在が強かった。自分で努力しながら力をつけていったので、やっぱり素晴らしい選手」と認めてきた後輩との投げ合いを終え「凄く楽しかった。また対戦したい」と再戦を望んでいた。

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2016年4月19日のニュース