関六のドクターK、大院大・堀田が11K完投 今春初の勝ち点呼ぶ

[ 2016年4月19日 16:04 ]

<関西六大学 京産大・大阪学院大>11奪三振で2失点完投勝利を挙げた大阪学院大の堀田

関西六大学野球第3節3回戦 大院大7―2京産大

(4月19日 わかさスタジアム京都)
 今秋ドラフト候補に挙がる大院大の最速149キロ右腕・堀田晃投手(4年)が被安打7の11奪三振無四球で京産大を2失点に封じ、今春初の勝ち点を呼び込んだ。144キロを計測した直球に鋭いスライダーを織り交ぜ、今春2勝目。完封目前の9回に3連打などで2点を失う内容に「球が浮いてしまった。悪い終わり方」と猛省した。

 この日は阪神、ヤクルトなど4球団が視察。巨人の渡辺政仁スカウトは「躍動感があるし、直球も力強さがある」と評した。昨年は春秋ともに奪三振数で大商大の岡田(広島)を上回った右腕。今春は3試合で計26回を投げ、29奪三振と本領を発揮している。

 次節は勝ち点2で首位に立つ大商大が相手だ。23日からの大一番に向け、堀田は「中3日なのでしっかり合わせたい」と意気込んだ。

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2016年4月19日のニュース