スーパーボウルには勝てない…ハム 米国人スタッフに配慮し練習打ち切り

[ 2016年2月9日 08:53 ]

練習を終え、カートでクラブハウスへ戻るレアード

 7日(日本時間8日)に行われた米国最大のスポーツイベント「スーパーボウル」。毎年2月の第1日曜日に開催され「スーパーボウルサンデー」と呼ばれ、米国中が熱狂することで知られる。

 郷に入れば郷に従え。日本ハムは今キャンプで業務提携しているパドレスの施設を利用しているため、球場スタッフやグラウンドキーパーへ配慮し、練習を午前中で切り上げて午後2時にはクラブハウスを完全撤収した。

 「レアードが“スーパーボウルサンデー”だって朝からうるさかった。でも、選手たちにはこれをいい機会に世界を感じてほしいね」とは、栗山監督。フェニックス近郊の自宅から「車通勤」するレアードは「通常通りの練習時間だったら(テレビ観戦できない)と思ってヒヤヒヤしていた。ありがたい」と感謝した。家族、友人らを自宅に招いてホットドッグを振る舞い、大勢で観戦したという。ピオリア周辺の道路は日中からガラガラ。米国は国民にスポーツが根付いている。 (柳原 直之)

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2016年2月9日のニュース