ヤクルト田中浩、FA権行使検討 山田の台頭で出場機会激減

[ 2015年10月30日 07:07 ]

 海外FA権を保有しているヤクルトの田中浩康内野手(33)が権利行使を検討していることが29日、分かった。既に球団側とは水面下で話し合いを重ねているが、初のリーグ優勝を経験したプロ11年目を終え「新たなチャレンジをする一つの区切りかなという思いもあります」と語った。

 12年に二塁手としてベストナインとゴールデングラブを獲得した名手も山田の台頭でここ2年間は出場機会が激減。海外FA権を獲得した昨オフは行使せずに残留。今季は2月の春季キャンプから外野手にも挑戦し、23試合の先発出場を含む82試合の出場で打率.201だった。

 また、今年7月に海外FA権を取得した館山は、この日球団側と話し合いの場を持ったが「きょうは何もありません」と語るにとどまった。

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2015年10月30日のニュース