退団確実のスタンリッジ“置き土産”勝利 2年契約満了…

[ 2015年10月30日 06:46 ]

<ヤ・ソ>6回1死一塁、バレンティンを三ゴロ併殺打に抑えガッツポーズするスタンリッジ

SMBC日本シリーズ2015第5戦 ソフトバンク5-0ヤクルト

(10月29日 神宮)
 ソフトバンクのスタンリッジはいち早く歓喜の輪に駆けつけ、絶好の胴上げポジションを確保した。王手のかかった大事な一戦で6回4安打無失点と好投。満面の笑みを浮かべながら工藤監督を持ち上げた。

 「日本一が決まる試合で先発できてよかった。勝つチャンスをつくれた」。3回に1死一、二塁のピンチを招いたが、第3戦で3本塁打を放った3番・山田はスライダーで空振り三振。今シリーズ2本塁打の4番・畠山には151キロの直球を投じて遊飛に仕留め、こん身のガッツポーズを繰り出した。2年契約満了に伴い、今季限りで退団することが確実だが、最高の置き土産を残した。

 ▼ソフトバンク・バンデンハーク(優秀選手賞)賞を獲れたのはうれしい。日本一のためにやってきたのでいい気分。もっといい投手になりたい。

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