捕ってからが早い!DeNAドラ3柴田 “ハマの牛若丸”襲名だ

[ 2015年10月30日 05:30 ]

 DeNAからドラフト3位指名を受けた国学院大・柴田が、横浜市内の同大野球部合宿所で指名あいさつを受けた。

 「この期間(オフ)でまた成長して、しっかり戦える準備をしてきてほしいという話をいただきました」。アマ球界No・1遊撃手と言われる名手。吉田孝司スカウト部長は「守備は1軍で勝負できる。捕ってからの早さは吉田義男さんみたい。あの人は捕ってから早かった。そのくらいになってほしい」と、阪神で活躍し「牛若丸」と呼ばれた名手の名前を挙げた。

 くしくも柴田は吉田氏と身長が同じ1メートル67。「自信がある守りでチャンスをものにして、1年間、定着することしかない」と「ハマの牛若丸」襲名へ、意欲をみせた。

 ◆吉田義男 53~69年阪神でプレーし、俊敏で華麗な遊撃守備から「牛若丸」の異名を取った。1メートル67と小柄ながら、その身のこなしを「捕るが早いか投げるが早いか」などと称賛され、遊撃手としてプロ野球最多の9度のベストナインを受賞。最高守備率も55、56、58、62、63年と5度マーク。現役引退後は阪神監督を3度務め、85年に日本一に導く。

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2015年10月30日のニュース