山田、無心で２安打チャンスメーク「落ち着いてますよ」

＜ヤ・巨＞６回１死満塁、バレンティンの中前適時打で生還する山田

セ・リーグＣＳファイナルＳ第２戦 ヤクルト４―０巨人

（10月15日 神宮）
　ヤクルト・山田もバレンティンに負けじと２安打し、打線を活気づけた。４回無死一塁で、三塁線を破る二塁打。６打席目でのＣＳ初安打は畠山の先制右犠飛を呼び込んだ。さらに６回無死一塁でも左前打して、バレンティンの中押し打につなげた。

　「（二塁打は）打球がはねた。別に何も変えていないし、いつもと一緒です。（今季１０打数１安打の）マイコラスにも、特別何かをしたわけではありません」

　初戦は４打数無安打で走者を置いた場面で３度凡退。バレンティンとともに打線にブレーキをかけた。しかし「落ち着いていますよ。何も変わりません」と自分を信じ、積極的なスイングで鋭い打球を飛ばした。真中監督が「後ろにつなぐ意識でいい」と話した通りのチャンスメークだった。