また初出場校が金星!創成館、天理にサヨナラ勝ち 甲子園初勝利

[ 2015年8月9日 13:07 ]

<創成館・天理>創成館先発の藤崎

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 創成館3―2天理

(8月9日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第4日が9日に行われ、第2試合は夏初出場の創成館(長崎)が夏27度目出場の天理(奈良)に3―2でサヨナラ勝ち。創成館は春のセンバツには2度出場経験があるがいずれも初戦で敗れており、春夏通じて甲子園初勝利で2回戦へ駒を進めた。

 3回まではそれぞれ散発2安打に終わっていたが、4回に天理が先手。3番・貞光の左前打と四球で1死一、二塁とし、6番の川崎が左前へ適時打を放って1点を先制した。続く斎藤の四球で1死満塁とし、神野の内野ゴロの間に2点目を挙げた。

 創成館は直後の4回裏に宇土と中島崇の連打で無死二、三塁とし、中島巧の内野ゴロの間に1点を返し、1番・鳥飼の右翼線への適時二塁打で2―2と試合を振り出しに戻した。

 その後は両チームとも走者を出すも、得点は奪えず。7回には創成館が死球と大田の左前打で2死一、二塁とし、6番・宇土の三遊間を破る左前打で二走が本塁を突いたが、左翼・斎藤の好返球でタッチアウトとなった。しかし9回、鳥飼の三塁内野安打でつくった2死三塁のチャンスで4番・鷲崎が右前適時打を放ち、勝負を決めた。

 天理は背番号7の冨木が11安打を打たれながらも9回まで投げ抜いたが、最後に力尽きた。

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