智弁和歌山7失策 高嶋監督「あれだけエラーする姿見たことない」

[ 2015年8月9日 10:55 ]

<津商・智弁和歌山>7回表津商無死、増岡の打球を二塁手滝本が失策

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 智弁和歌山4―9津商

(8月9日 甲子園)
 7失策を始め守備の乱れが続出し智弁和歌山は4―9と大敗。監督勝利数トップの63勝を誇る高嶋仁監督は「あれだけ自分のチームの選手がエラーをする姿は長く監督をやっていますが見たことがありません」と嘆息した。

 2点リードの4回2失策で1点失うと、逆転され1点ビハインドの7回にも2失策で3失点。完全に流れを持っていかれると8回には野選で追加点を奪われ、9回には失策と暴投でピンチを広げ、2者連続のセーフティスクイズを決められた。

 県大会は5試合で3失策と手堅い守備を見せていたが、甲子園に来たら人が変わったような守乱。指揮官は「後手に回らないようにと攻撃も守備も積極的にと指示を出していたのですが、試合が始まると選手が待って捕るようになってしまいました。残念です」と思うようにいかなかった試合を振り返った。

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