真中Jr コーチャーで勝利貢献 父から激励「大きい声援、頑張ってこい」

[ 2015年7月13日 08:40 ]

<日大桜丘・法政>一塁コーチャーを務めた法政・真中

第97回全国高校野球選手権西東京大会2回戦 法政5―3日大桜丘

(7月12日 府中市民)
 ヤクルト・真中監督の息子である法政の真中丈(たける)が、背番号20をつけて一塁コーチを務めた。9回には伝令としてマウンドへ。これまでは記録員で「ユニホームでベンチに入るのは初めて。チームを鼓舞するために選ばれたと思っている」。チームは日大桜丘に勝利。真中もナインと一緒に笑顔で喜んだ。

 2年生のゴールデンウイークを前に、能力に限界を感じて一度は部を離れたが「毎日一緒にいた。寂しい」とマネジャーとして復帰した。この日朝には真中監督から「大きい声援、頑張ってこい」と激励されたという。ユニホームを着ての試合に「グラウンドで動いたりするので、やっぱり違う」。父は憧れの存在。高校で野球は最後、という真中は「自分のやるべきことをしっかりやりたいし、燃え尽きる覚悟でチームの勝利に貢献したい。(父には)期待通り、いっぱい声を出したよと伝えたい」と話した。

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2015年7月13日のニュース