気がかりマシソン不調…早くも5敗目 巨人今季初6連勝逃す

[ 2015年7月13日 05:30 ]

<巨・神>3失点の2番手・マシソン(背番20)とベンチの巨人・原監督(左)

セ・リーグ 巨人2-4阪神

(7月12日 東京D)
 セットアッパーのマシソンが乱れ、巨人は今季初の6連勝を逃した。1―1の8回に4安打1死球を許し今季自己ワーストの1試合3失点。「(同点でも)普段通りいこうと思った。しっかり捉えられた当たりは少ない。不運な部分があった」。

 確かに狩野の勝ち越し打は打ち取った当たりだったが、マートンの二塁打、新井の適時打は、甘く入った逆球の直球をきっちり打たれたもの。王手をかけていたチームの東京ドーム通算1000勝は、球宴後に持ち越しとなった。

 原監督は「3点取られるというのは、フォローできないところでしょうね」と改善を促した。菅野の力投に応えられず、9回の阿部の7号ソロも空砲に終わった。昨季、来日ワーストの6敗を喫したマシソンは、早くも5敗目。投打がかみ合ってきた中、チームにとって大事な中継ぎ右腕の不調は気掛かりな材料だ。 (大林 幹雄)

 ▼巨人・菅野(7回8安打1失点で勝敗つかず)先制点を与えたのは反省すべきだが我慢して粘って投げられた。

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2015年7月13日のニュース