侍ジャパン 公式スーツ導入へ 米歴代大統領愛用ブランドが担当

[ 2015年7月13日 05:30 ]

 侍ジャパンがオフィシャルスーツを導入することが12日、分かった。「ブルックスブラザーズジャパン」社が担当する。関係者は「プレミア12もあるし、17年にはWBCも控える。侍ジャパンが常設化された中、オフィシャルスーツの需要は増した」と説明した。

 「ブルックスブラザーズ」は米国で1818年に創業したトラディショナルブランド。エイブラハム・リンカーンや、ジョン・F・ケネディら歴代大統領も愛用したことで知られる。スーツはジャケットが紺色、ズボンがグレー、ネクタイは赤を基調としたものになるという。裏地には侍ジャパンの刺しゅうもあしらわれている。

 過去3回のWBCでは選手各自が所属する球団のスーツや自前のものを用意し移動してきた。しかし、侍ジャパンが昨年常設化され、11月には新しい国際大会「プレミア12」が開催される。小久保裕紀監督が「これからは3月と11月は侍ジャパンの活動が入る」と話す通り、活動や移動の場は増える。サッカーでは、男子がダンヒル社、女子はワールド社が担当し「代表スーツ」がある。服装からチームの一体感を生むことにもつながる。

 ファンにも限定販売が検討されている。プレミア12の1次候補メンバーが発表される16日にも、「侍スーツ」のお披露目となりそうだ。

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2015年7月13日のニュース