オリックス6年ぶり屈辱…5年ぶり4本塁打でも勝てず

[ 2015年5月22日 05:30 ]

<ソ・オ>5回、李大浩、松田に連続本塁打を浴び汗をぬぐう東明(左)

パ・リーグ オリックス6-10ソフトバンク

(5月21日 ヤフオクD)
 西野3号、カラバイヨ8号、中島3号、原拓1号…。オリックスは10年8月3日の西武戦(京セラドーム)以来、5年ぶりに1試合で4本塁打しながら、投手陣が炎上して完敗した。

 1試合の空砲4発は09年4月9日の西武戦(西武ドーム)で、6―13で敗れて以来、6年振りの屈辱だ。先発の東明が2発、リリーフの海田と高木が1発と、繰り出した投手が次々と被弾。森脇監督は「すべての失点に重みがある。悔しさを仕舞い込むのではなく、はき出していくことが大切」と唇をかんだ。

 両軍計25安打、8アーチが乱れ飛んだ空中戦。チームは93年開場のヤフオクドームで初めて4本塁打を記録したが、これも苦い記憶となってしまった。主砲のカラバイヨは「野球だから仕方がない」と淡々と振り返った。借金は今季最多タイの12。重い土産を背負って本拠地に帰ることになった。

 ▼オリックス・中島(8回に3号2ラン)勝てれば1番よかった。こっちも打っとるからね。点数は入るようになってきた。

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2015年5月22日のニュース