ソフトB テラス効果だ!昨季1試合3発以上4度に今季42試合目で並ぶ

[ 2015年5月22日 09:26 ]

<ソ・オ>7回2死一、二塁、松田は自身今季初の1試合2発となる右越え本塁打を放つ

パ・リーグ ソフトバンク10-6オリックス

(5月21日 ヤフオクD)
 ソフトバンクは今季初の1試合4本塁打で、両チーム計8発も飛び出した空中戦を制した。今季新設した左右のホームランテラスに叩き込んだ松田は今季初の1試合2発に「テラスがあるから打った瞬間入ったと思った」と満足そうだった。

 4回、左翼テラスに7試合ぶりの9号ソロを放ち、7回には右翼テラスへ10号3ラン。ここ3試合は安打もなかったが、打撃練習で構えやバットの軌道を確認し、微調整を生かした。選手会長が復調すれば、絶好調の李大浩(イ・デホ)も打った。4回に勝ち越しの左越え11号2ラン。2本の適時打も放って、連続試合安打を17に伸ばし「確実に芯で捉えられている」と胸を張った。柳田も5回に中越え7号2ランを放った。

 昨季は1試合3発以上が4度だったが、今季は42試合目で4度。いずれもヤフオクドームでテラス効果も予想以上だ。今季最多の貯金7とし、22日には大谷が先発する日本ハムとの首位攻防戦を迎える。工藤監督は「次につながる」と剛腕攻略に意欲を示した。

 ▼ソフトバンク・柳田(1点差に迫られた5回に貴重な7号2ラン)できるだけ力を抜いて、インパクトだけ意識した。(試合前にアドバイスをくれた前監督の)秋山さんのおかげ。

 ≪セパ5試合で今季最多17発≫この日はセ、パ5試合で合計17ホーマー。1日の本塁打数としては、前日20日の12本(6試合)を抜く今季最多本数だ。また、ヤフオクDでは両軍合計8本塁打。00年9月3日ダイエー―オリックス戦(当時福岡ドーム)の7本を更新する同球場の1試合最多本塁打になった。また、パ3試合は全て両軍が2桁安打を記録し、計83安打に達した。

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