DeNA 球団史上初の交流戦前首位折り返し確定

[ 2015年5月22日 06:52 ]

<ヤ・D>延長11回2死満塁、ヤクルト・畠山の邪飛をDeNA・白崎が滑り込むも捕球できず

セ・リーグ DeNA3-4ヤクルト

(5月21日 神宮)
 DeNAは守護神・山崎康を同点の延長10回につぎ込む執念の継投策も最後は力尽きた。小杉が延長11回にサヨナラ打を浴びて延長戦3連敗。球団初の快挙となる8カード連続の勝ち越しはならず、中畑監督は「最後の一球に甘さ、怖さが出た。ちょっと、もったいなかった」と悔しさを押し殺した。

 ここまで今季リーグ最多の13度の逆転勝利。劣勢を白星に結びつけてきた。この試合も1点を追う4回1死二塁で筒香が2試合連続のリーグ単独トップに立つ10号逆転2ラン。得意の勝ちパターンへ持ち込んだかに見えたが詰めが甘かった。三嶋が6回2死二塁から2本の適時打を浴びて同点に追いつかれ、延長11回2死から小杉が4連打を浴びて今季初黒星。最後は拙守も響いた。満塁から畠山への2球目は三塁・白崎がファウルゾーンの飛球にスライディングキャッチで追いつきながらはじいて落球。サヨナラ打はその直後だった。

 巨人も敗れたため3ゲーム差は変わらず、交流戦前に球団史上初の首位で折り返すことが決まったが指揮官に満足感はない。「疲労がたまる。勝って爽やかに帰りたかった」と苦笑いを浮かべた。

 ▼DeNA・三嶋(先発で6回3失点)あともうひと踏ん張りできなかったのが悔しい。

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