佑ちゃん　雄平バットへし折った！思い出の神宮で先発猛アピール

＜ヤ・日＞２番手で登板した斎藤は２回を無失点に抑える

オープン戦 日本ハム５－１ヤクルト

（3月22日 神宮）
　日本ハム・斎藤が開幕ローテーション入りへ最後のアピールだ。２番手で５回から登板し、２回を完全投球。直球は最速１４５キロを計測し、６回１死では侍ジャパンに選出された雄平のバットをへし折って一ゴロに打ち取った。

　「球が指に掛かっていた。（雄平には）力まないで投げられた」と手応えも口にした。早大時代に活躍した思い出の地、神宮で投げるのは１２年５月以来。球場全体の後押しには「ただし、声援はうれしかった」と話した。先発６番目の椅子を上沢、中村と争っている。１５日のイースタン・リーグ、ロッテ戦（浦和）で６回１失点と好投し、１カ月ぶりの１軍でも結果を残した。栗山監督も「斎藤らしさが出ていた。（先発陣の）方向性もそろそろ出さないといけないね」と真剣に悩んでいた。