桐蔭 守乱6失策…53年ぶり出場もホロ苦“21世紀枠”

[ 2015年3月23日 05:30 ]

<桐蔭・今治西>初戦で敗れ甲子園を去る桐蔭ナイン

第87回センバツ高校野球第2日・1回戦 桐蔭7―11今治西

(3月22日 甲子園)
 53年ぶりの出場となった古豪・桐蔭(和歌山)は6失策と守備のもろさを露呈した。

 伊藤将監督は「失策の数が多く、課題が残った。3、4回までは硬さがあった」と振り返った。それでも劣勢の9回に3点を返し、意地を見せた。創部は和歌山中時代の1897年。史上初の夏連覇など、戦前の中等野球をけん引した。高校野球100年の今年、草創期からの貢献を重視する声もあって「21世紀枠」で聖地に帰ってきた。伊藤監督は「今度は自分たちの力で帰ってこよう」と涙の部員に声をかけた。

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2015年3月23日のニュース