谷繁兼任監督「普通に考えたらない」 仕上がり踏まえ開幕スタメン断念

[ 2015年3月23日 05:30 ]

<中・楽>選手交代を告げる谷繁兼任監督

オープン戦 中日1-1楽天

(3月22日 ナゴヤD)
 谷繁兼任監督の開幕スタメンが絶望となった。最終戦となった楽天戦も出場せず、今年のオープン戦でのスタメンマスクはなし。昨季まで21年連続、通算23度の開幕スタメンはプロ野球史上最多タイで、今年出れば新記録だったが「普通に考えたらないでしょ」と断念する意向を示した。

 「いつも言っているように戦力としては準備できている。どういう戦力になっていくか。いろんな方法がある」

 DHや試合終盤からの出場はあったものの、長いイニングでマスクをかぶることは最後までなかった。具体的には明かさなかったが、肩や足の仕上がりが万全ではないと自らジャッジした。開幕からしばらくは勝負どころの「抑え捕手」としての出場となりそうだ。

 2戦連続の引き分けでオープン戦は6勝9敗2分けで終了。投手陣は先発、中継ぎともに安定しているが、この3連戦も合計3得点と貧打は解消できず。「きょうも初回にもう1点というところで取れていない。そういう精度を上げていかないと勝てない」とシーズンへの課題を口にした。

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2015年3月23日のニュース