阪神 全選手が故藤村氏の「10」ユニホームでプレー

[ 2015年3月8日 18:02 ]

<神・巨>故藤村富美男氏の「10」を背負ってセレモニーを見つめる阪神ナイン

オープン戦 阪神0―1巨人

(3月8日 甲子園)
 プロ野球阪神は8日、球団創設80周年を記念して兵庫県西宮市の甲子園球場で「永久欠番デー」を開催し、巨人とのオープン戦で和田豊監督(52)、コーチ、全選手が「ミスタータイガース」と呼ばれた故藤村富美男氏の永久欠番「10」を背にしたユニホームを着た。

 試合前に藤村氏のほか、同じく背番号が永久欠番の故村山実氏、吉田義男氏(81)の功績がスコアボードの大型スクリーンで紹介され、スタンドのファンと同様にベンチから現役選手らが見入った。始球式は吉田氏が捕手となり、村山氏と藤村氏の孫が投手と打者を務めた。吉田氏は「不滅というか、そういう選手がまた出てきてくれることを望んでいます」と選手にエールを送った。

 2万人を超える観衆を集めた試合は0―1で敗れた。和田監督は「選手は重みを感じてプレーしただろうし、そういう気持ちを乗せて今後も戦っていく」と話した。

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2015年3月8日のニュース