オリ東明 開幕カード相手にまさかの炎上、ローテ争い一歩後退

[ 2015年3月8日 14:19 ]

<オ・西>5回途中降板する東明(中央)

オープン戦 オリックス―西武

(3月8日 京都)
 開幕ローテ入りを狙うオリックスの2年目・東明が、まさかの火だるまになった。

 この日の相手は、開幕カードの西武が相手で注目を集めたが、初回、先頭の秋山をストレートの四球で歩かせると、2死から中村にバックスクリーン右にたたき込まれる先制2ランを献上。2回には、無死一塁から犠打を狙った渡辺直を警戒しすぎて四球を与えると、自らの暴投で二、三塁となって、炭谷に左前適時打。さらに秋山に2点適時打、浅村にも適時打を浴びるなど、この回4失点した。最後は5回、無死満塁となり、渡辺直、炭谷に連続適時打を浴びるなどして降板。11安打11失点に「点を取られて、ズルズルいってしまった。内容をどうこう言える立場ではないので、これだけ点を取られたことが全て」とガックリ肩を落とした。

 前回登板した2月28日の阪神戦では、5回2安打無四球で無失点と抜群の内容で「冷静に落ち着いてバッターと対戦することができた」と収穫を口にしていたが、今回は散々で、開幕ローテ争いからは一歩後退した。

 また、オリックスは打線も沈黙。27日の開幕戦で対戦が濃厚な岸から、中島、ブランコ、小谷野の中軸が1安打ずつ放ったものの、得点は奪えなかった。

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2015年3月8日のニュース