上原 挑戦中カット手応え オープン戦初登板で1回1失点

[ 2015年3月8日 05:30 ]

<レッドソックス・マーリンズ>1回を3安打1失点だった上原(AP)

オープン戦 レッドソックス3―5マーリンズ

(3月6日 フォートマイヤーズ)
 レッドソックスの上原が6日(日本時間7日)のマーリンズ戦でオープン戦初登板。試合開始時が28度と初夏並みの気温の中、1回3安打1失点だったが、ひょうひょうとした表情で振り返った。

 「投げるということが、きょうの目標。球数は多かったけど、無事に1イニング投げられたのはよかった」

 主力打者と対戦するため3回に2番手で登板。打者6人に21球を投げ2本の二塁打など3安打を浴びた。レ軍1年目の13年からオープン戦では通算15回2/3で無失点だったが、17試合目にして初失点。その一方で、カットボールなど挑戦中の動く球で空振りも奪い「10球くらい投げた。使えるかなというメドは立った」と収穫を口にした。

 待望の激励も受けた。約100マイル離れたフロリダ州タンパでヤンキースのキャンプに臨時コーチで参加中の松井秀喜氏からは「ケガだけは気をつけて頑張って」とメッセージが到着。「メールしたのに返事がこない」と苦笑いしつつも、「うれしいですね」と巨人時代の先輩の心遣いにも感謝した。オープン戦は計8~10度の登板を予定。「結果は後半から。まだ1カ月ある」とどこまでも前向きだった。

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2015年3月8日のニュース