ダル、手術の可能性に指揮官「結束して準備」球児「信じている」

[ 2015年3月8日 10:30 ]

5日のロイヤルズ戦で、1回を投げ終えベンチで右肘付近を触るレンジャーズのダルビッシュ

 米大リーグ、レンジャーズは7日、ダルビッシュ有投手(28)に右肘内側側副じん帯の部分断裂が見つかり、修復手術の可能性があると発表した。6日に磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査を受けて判明した。10日にニューヨークで別の医師の診察を受け、治療方針を決める材料にする。手術となれば今季の登板は絶望的となる。

 ダルビッシュ投手は球団を通じ「もし今季プレーできないようなら、残念。最終決断をする前にセカンドオピニオンなど、すべての可能性を探りたい」などと英語で談話を出した。

 ▼レンジャーズ・ダニエルズ・ゼネラルマネジャーの話 昨夏のレベルよりも深刻で、望ましいニュースではなかった。マウンドに戻って来られるよう、適切なケアを何でもしたい。

 ▼レンジャーズ・バニスター監督の話 彼の決断には口を挟まないが、復帰に必要なことは何でもやっていく。チームは結束して準備を進めていくしかない。

 ▼レンジャーズ・藤川球児投手の話 チームにとっても(影響が)大きい。何が起こるかは分からないが、僕はチームメートだから、彼を信じている。

 ▼マリナーズ・岩隈久志投手の話 キャンプの時から良さそうだったので、まさかと思った。いつ何が起きるのか分からないのがスポーツの世界。早く治すことが一番だと思うし、早く復帰してほしいと思う。(共同)

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2015年3月8日のニュース