今季初“伝統の一戦”は永久欠番デー 全員が藤村富美男の背番号10に

[ 2015年3月8日 08:05 ]

8日の巨人戦は永久欠番デー。(左から)藤村富美男氏、村山実氏、吉田義男氏のフラッグが飾られた甲子園球場

 阪神は8日の巨人とのオープン戦で球団創設80周年記念イベントの一環として「永久欠番デー」を開催する。永久欠番となっている10番の藤村富美男氏(享年75)、11番の村山実氏(享年61)、23番の吉田義男氏(81)の功績を称え、和田監督、コーチ、選手全員が初代永久欠番の背番号10のユニホーム着用で今年最初の“伝統の一戦”に臨む。

 球場正面には3選手の記念懸垂幕を掲出し、試合開始前のセレモニーでは現役当時の活躍などを紹介する特別記念映像を場内放映。吉田氏本人に加え、既に故人となった藤村、村山両氏の親族を招いた始球式などを催す予定だ。3選手と同姓のファンや永久欠番にちなんだ10歳、11歳、23歳のファンを招待する特別企画も実施。球団を挙げて猛虎のレジェンドに敬意を払い、宿敵の巨人を今年初めて本拠地で迎え撃つ一日となる。

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2015年3月8日のニュース