苦労人シューメーカー　侍ジャパン打線に５回２失点

＜侍ジャパン・ＭＬＢ（１）＞大リーグ選抜の先発・シューメーカー

　今季、５年ぶりとなるエンゼルスの地区優勝に貢献したシューメーカーが日米野球第１戦に先発。侍ジャパンに対して５回を投げて６安打２失点でマウンドを降りた。

　シューメーカーは２回に内川と坂本に連打を浴び、無死二、三塁とされると、松田の中犠飛で先制される。続く４回にも２死二塁と再びピンチを招くと、山田に左前適時打を許して再び失点。球数制限の８０球に近づいた７２球を投げ、６回から２番手・ハンター（オリオールズ）にマウンドを譲った。

　シューメーカーは０８年にドラフト外でエンゼルスに入団し、昨年までメジャーでの登板はなかった苦労人。今季は開幕こそリリーフ要員だったが、シーズン途中より先発ローテーションに定着。チーム２位の１６勝をマークし、ア・リーグ新人王候補にも挙げられていた。