大リーグ選抜 大量点から一転の完封負け 指揮官「つかみどころなかった」

[ 2014年11月12日 22:08 ]

<侍ジャパン・MLB(1)>1回1死、カノは左前打を放つ

日米野球2014 大リーグ選抜0―2侍ジャパン

(11月12日 京セラD)
 日米野球の第1戦は12日に京セラドームで行われ、大リーグ選抜は打線が3安打と沈黙。0―2で侍ジャパンに完封負けを喫した。

 ファレル監督は「日本の素晴らしい投手たちが光った試合だった。スタイルの違う投手が続いて、つかみどころがなかった」と脱帽した。

 前日の阪神・巨人連合戦では14安打8得点と活発だった打線は、この試合では一転、序盤から侍ジャパン先発の前田に苦しみ、5回を2安打に抑え込まれた。その後も、前田を引き継いだリリーフ陣に対して凡打の山を築き、6回以降は1安打のみ。日米野球では00年の第6戦以来となる完封負けを喫した。

 先発のシューメーカー(エンゼルス)は2回に松田の中犠飛で先制されると、4回にも山田に左前適時打を許して再び失点。5回まで投げて6安打2失点でマウンドを降りた。それでも、6回からマウンドに上がったハンター(オリオールズ)、サンティアゴ(エンゼルス)、メランソン(パイレーツ)の3投手は侍ジャパン打線を3安打無失点に抑える好投を見せた。

 前回、06年大会では6戦して5勝1分けで負けのなかった大リーグ選抜だが、この日の敗戦は04年大会の第7戦以来となった。

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2014年11月12日のニュース