大田メジャー流2点三塁打 走塁ミスに「洗礼浴びました」

[ 2014年11月12日 05:30 ]

<神巨連合・大リーグ選抜>7回1死一、二塁、大田は右中間に2点三塁打を放つ

日本プロ野球80周年記念試合 阪神・巨人連合7―8大リーグ選抜

(11月11日 甲子園)
 いつもは敵地の甲子園を大田劇場に変えた。1―8の7回1死一、二塁。巨人・大田はモラレスの内角低めの直球を捉え、右中間を破る2点三塁打。この回、一挙5得点の起爆剤となり「とにかく思い切って振ろうと打った結果です」と胸を張った。

 メジャー好きで普段から試合をよく見ている。大リーグ選抜との対戦に、試合前から「カノ、プイグ、アルテューべ…やばいです」と大興奮で打撃練習を観察。「バットを内側から出している」ことを学び、メジャー流の意識で打席に入り、大敗濃厚のムードを振り払った。足でも8回2死一塁から二盗に成功。その直後、投球後に飛び出し捕手からの送球で刺され「メジャーの洗礼を浴びました」と反省したが、存在感は際立っていた。

 登場曲は、今季限りで現役引退した憧れのジーターも使っていた「Jay Z」の「Empire State of Mind」だ。1メートル88、95キロと大リーガーにもひけを取らない体格を誇る24歳は「打撃も投球もレベルが違うと痛感した。いつかはジーターさんのような選手になれるように頑張りたい」と少年のように瞳を輝かせた。

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