一度は逆転も…6連勝ならず 星野監督「もったいなかった」連発

[ 2014年9月21日 19:08 ]

<楽・日>4回1死、日本ハムの陽は勝ち越しソロ。ベンチの楽天・星野監督もガックリ

パ・リーグ 楽天10―12日本ハム

(9月21日 コボスタ宮城)
 楽天は9安打で10点を挙げたが、投手陣が精彩を欠き連勝は5でストップ。一度は試合をひっくり返しながら再逆転を許した星野監督は「ひっくり返しただけにもったいなかった」「今日はもったいなかった」と繰り返した。

 先発の辛島は制球が安定せず、初回いきなり4失点。先頭の西川に中前打を許すと、1死も取れないまま6者連続で出塁を許し、中田、小谷野に連続適時打を浴びた。島内、松井稼の2発で4―4に追いついたが、辛島は3回にも2失点。15日の西武戦で6回途中4失点KOされたのに続いて2試合連続で期待を裏切った左腕に、指揮官も「1点やってもいいのにビッグイニングにしてしまう」とタメ息だった。

 打線は4―4、6―6と2度追いつき、8回には銀次、枡田の連打を口火に松井稼の犠飛と捕逸で9―9とすると、藤田の右前適時打で10―9とこの試合初めてのリード。しかし9回にファルケンボーグが4連打を浴びるなど大誤算。続く7番手の福山が勝ち越し打を許して、球団史上最多の2万6108人で埋まった本拠地はため息に包まれた。

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2014年9月21日のニュース