大谷まさかの乱調 自己ワースト7失点で12勝目ならず

[ 2014年9月21日 16:45 ]

<楽・日>2回無死一、二塁から松井に同点3ランを浴びた大谷

パ・リーグ 日本ハム―楽天

(9月21日 コボスタ宮城)
 日本ハムの大谷がまさかの乱調で2本塁打を浴びるなど自己ワーストの7失点。5回1/3で110球を投げて5安打7失点、5三振4四死球と本来の実力からはほど遠い内容ながら勝ち投手の権利をもってマウンドを降りたが、救援陣が崩れて12勝目はならなかった。

 4点の援護をもらって初回のマウンドに上がったが、先頭の島内に1ボールから真ん中に入った直球を捉えられ、右越えへ先頭打者本塁打。2回には2四死球で無死一、二塁とすると、松井稼に右越え3ランを浴びて4―4の同点に追いつかれた。3回に味方が2点を勝ち越したが、その裏に1死一、二塁から銀次に右中間への2点二塁打を浴びて再び6―6の同点。4、5回は三者凡退に抑えて立ち直ったかに見えたが、9―6の6回に銀次の内野安打と枡田の四球で1死一、二塁としたところで栗山監督が交代を告げた。

 大谷はこれまで、8月10日のソフトバンク戦(ヤフオクD)などで喫した5失点が自己ワーストだったが、この試合で更新することになった。

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2014年9月21日のニュース