メッセ　昼無敵！７戦６勝０敗　ＣＳもデーゲームなら鬼に金棒

＜神・中＞日米通算１０００イニングを達成し、花束を受け取るメッセンジャー

セ・リーグ 阪神７－３中日

（9月20日 甲子園）
　ＣＳでの「開幕投手」が確実な阪神・メッセンジャーは６回２失点で来日５年目にしてシーズン自己最多、ハーラー単独トップとなる１３勝目を挙げた。

　「最高だよ。勝ちがつけばいい気分。野手の援護が大きかった」

　３回１死一、二塁のピンチで高橋周、堂上直から連続三振を奪うなど、走者を出しながらも要所を締めた。

　睡眠不足で体調は万全ではなかったという。「ちょっと眠れなかったんだ。横になって考え事をしてしまって…。アメリカの家のことなんかを考えていたらね」。前夜のナイター後、やっと眠りについたのは深夜３時４５分頃。それでも１０８球を気迫で投げ抜いた。

　３回には日米通算１０００投球回も達成した。２０１０年の来日当初は中継ぎが本職だった右腕は「こんなことは想像していなかった。それだけのチャンスを与えてくれたタイガースに感謝しています」と話した。

　これでデーゲームは７戦６勝。ナイターが２２試合の登板で７勝だけに、まさに「昼顔」。ＣＳの試合開始時間は未発表だが、デーゲームなら鬼に金棒だ。