広島2位死守!ロサリオ代打V打&福井母の前で4勝

[ 2014年9月21日 05:30 ]

<広・D>6回2死三塁、勝ち越し適時打を放ったロサリオはポーズを決める

セ・リーグ 広島3-1DeNA

(9月20日 マツダ)
 広島が接戦をものにし、4連敗を阻止して2位を守った。

 打のヒーローはロサリオ。左太腿裏と右内転筋に痛みを抱えて先発から外れた助っ人は、1―1の6回2死三塁で代打で出場し、井納の内角直球を中前にはじき返した。一振りで仕事をして「あまり考えずミートすることだけを心掛けた」と満足げ。野村監督は「ロサリオは歩かされるかと思ったけれど、しっかり打ってくれた」と安どの息を吐いた。

 投の主役は福井。5四死球と制球に苦しみながらも、6回を2安打1失点で、自身3連敗で止めた。18日は父・俊治さん(享年54)の命日でもあった。一周忌を終え、故郷の岡山から駆けつけた母・明美さん(57)がスタンド観戦する前で挙げた4勝目。「これからも、一生懸命に投げる姿をいっぱい見せたい」と話した。

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2014年9月21日のニュース