原監督来季続投へ 白石オーナー「2年契約の延長線上」

[ 2014年9月6日 05:30 ]

<ヤ・巨>引き揚げる原監督

セ・リーグ 巨人1-4ヤクルト

(9月5日 神宮)
 巨人の原辰徳監督(56)が来季も指揮を執ることが5日、決定的となった。都内のホテルで行われたオーナー会議後に白石興二郎オーナーが「2年契約でやっているわけで、驚天動地、これから最下位に落ちるとかいうことになればどうかなと疑問が出てくるかもしれないが、そんなことはないと思う。来季の続投というものは延長線上に考えるということ」と語った。原監督は昨年オフに来季までの2年契約を結んだ。来季も指揮を執れば、通算で12年目となる。

 今季は投打ともに主力に故障者が続出。さらに阿部、村田らの調子が上がらない中でも接戦での強さを発揮し、リーグ3連覇に向け、首位を走っている。同オーナーは「好不調の山、谷をある程度乗り越え、薄氷を踏む勝利につなげてきたという意味では、原監督の采配がいい。選手の調子の見極め方、起用の仕方を含めて原采配が当たっている」と指揮官の手腕を高く評価した。

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2014年9月6日のニュース