岩隈、自己最多に並ぶ14勝目 5回1/3を3失点

[ 2014年9月6日 12:36 ]

レンジャーズ戦に先発し、14勝目を挙げたマリナーズの岩隈(AP)

ア・リーグ マリナーズ7―5レンジャーズ

(9月5日 アーリントン)
 米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手は5日(日本時間6日)、アーリントンで行われたレンジャーズ戦に先発、5回1/3、84球を投げて7安打3失点、5奪三振1四球で昨季に並ぶ自己最多の14勝目(6敗)を挙げた。マリナーズは7―5で勝ち4連勝。

 初回を3者凡退と上々の立ち上がりを見せた岩隈は2回2死からオドールに中前打を許したものの、続くロサレスを空振り三振。3回も2連続三振を奪うなど3者凡退に抑えた。

 2―0で迎えた4回2死一、二塁からオドールに中前適時打を許し、味方が3点を加えた直後の5回には3連打で満塁のピンチを招き、アンドルスの二ゴロ併殺の間に1点を失った。

 7―2で迎えた6回、先頭のベルトレに中安打を許し、ルアーを三ゴロに仕留めて1死二塁でオドールを迎えた場面で勝利投手の権利を持って降板。その後はマリナーズは6投手をつぎ込み、リードを守り切った。

 今季は右手中指を痛めて開幕から故障者リスト入り。初登板は5月3日のアストロズ戦と1カ月出遅れた岩隈だが、復帰後は順調に登板を重ね、9月最初の登板で自身が昨季マークしたキャリアハイの14勝に並んだ。

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