オリックス首位返り咲き!“役者”そろい踏みでソフトB下す

[ 2014年7月10日 21:35 ]

<ソ・オ>6回、左越え3ランを放つペーニャ

パ・リーグ オリックス6―5ソフトバンク

(7月10日 ヤフオクD)
 オリックスが“連勝トリオ”の活躍でソフトバンクを下し、前夜の敗戦で明け渡した首位の座を一夜にして取り戻した。

 まずは2回、糸井が右中間に10号ソロを叩き込んで先制。今季、糸井が本塁打を放った試合はここまで全勝で8連勝中。幸先良い一発で先手を奪った。

 その後、逆転されるが、5回に安達の中犠飛で試合を振り出しに戻した。そして6回、連打で無死一、二塁からペーニャが左翼席へリーグトップの20号3ランを放って勝ち越し。ペーニャも本塁打を放った試合は14連勝中(14勝2敗)で、この一発で大きく流れを引き寄せたチームは、さらに2死一、二塁から安達の中前適時打で加点した。 

 先発・金子はこの試合まで5連勝中と勢いを持ってのマウンド。4回に2点を失ったものの、その後は3イニング連続で3者凡退に仕留めてチームの逆転を呼び込み、8回4失点でリードを守ったまま降板した。

 逃げ切ったオリックスが、この首位攻防3連戦を2勝1敗と勝ち越し。金子は10年7月~9月に13連勝を飾って以来、4年ぶりの6連勝で今季8勝目。糸井の“不敗弾”は9試合に伸び、ペーニャ弾は15連勝となった。

 ソフトバンクは9回に柳田の左越え11号ソロで1点差まで詰め寄る粘りをみせたが届かなかった。先発・岩崎は5回2/3を7安打6失点と崩れ今季初黒星。

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