ソフトＢ　一夜で再奪首　中村、今宮、内川１～３番で６打点

＜ソ・オ＞明石（左）と喜ぶ今宮

パ・リーグ ソフトバンク７－６オリックス

（7月9日 ヤフオクＤ）
　３時間５９分の熱戦の末、一夜で首位に返り咲いたソフトバンク・秋山監督は「疲れたな。（相手は）投手も打線もいい。そう簡単に一方的な試合にはならない」と最後まで表情を緩めなかった。

　前日は無安打だった中村、今宮、内川の１～３番が計６打点と意地を見せた。４回に２点二塁打を放った中村は「取り返したい気持ちでいっぱいだった」。右大臀（でん）筋肉離れから復帰して間もない内川は４回に懸命の走塁を見せた。１死一、三塁で二ゴロ。併殺を逃れて追加点をもたらし「必死こいて走った。正直痛いが、アウトになっていい状況じゃない」と振り返った。