ダル 6回10安打6失点で5敗目、勝利投手の権利目前で同点被弾

[ 2014年7月10日 12:18 ]

<レンジャーズ・アストロズ>力投するレンジャーズ先発のダルビッシュ(AP)

ア・リーグ レンジャーズ4―8アストロズ

(7月9日 アーリントン)
 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)は9日(日本時間10日)、本拠地でのアストロズ戦に先発し、6回を10安打6失点でリードを許して降板、このままチームは敗れ5敗目(8勝)を喫した。ダルビッシュの被安打10は今季ワースト。

 初回こそ1死二塁のピンチを切り抜け、1995年のロジャーズと並んでいた先発投手の本拠地連続イニング無失点記録を21に更新したものの、2回に連続長打を、3回にも先頭から連打を浴びて序盤に3失点する苦しいマウンドとなった。

 4回は変化球が効果的に決まり3者連続三振、1点リードで勝利投手の権利がかかった5回は2死後にこの日2安打のグロスマンに右越え同点ソロを浴びた。6回は1死一、二塁からコーポランに左翼線二塁打を打たれ2点を勝ち越された。コーポランの打球はライン上に上がった際どい打球でレンジャーズはチャレンジ(ビデオ判定)したが判定は覆らなかった。

 打線が2回にA・ベルトレの適時打で1点を先制し、2回にも1死満塁からロバートソンの2点二塁打、秋信守の犠飛で3点を援護したが、打線はこの後沈黙した。

 ダルビッシュは前日8日の練習中に打球が頭を直撃したが、大事には至らずこの日のマウンドに登った。前半戦は最後の先発で、15日(日本時間16日)のオールスター戦に選出されている。

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