兄はプロ野球選手!つくば秀英・塚原ツインズ 初戦突破

[ 2014年7月10日 05:30 ]

<つくば秀英・真壁>肩を組むつくば秀英・塚原洲(左)と先発した陸

茨城大会1回戦 つくば秀英8―2真壁

(7月9日 笠間市民)
 茨城大会ではつくば秀英が、オリックスの塚原頌平投手(22)の弟で双子の陸投手、洲捕手(ともに3年)のバッテリーを中心に初戦を突破した。

 つくば秀英に双子バッテリーが誕生した。オリックス・塚原の弟で背番号20を背負う陸が公式戦初先発で2回2失点。捕手で主将の洲(しゅう)は2安打に加え二盗を阻止する活躍を見せた。陸が「緊張で足が動かなかったけど、投げられて良かった」と言えば、洲も「力んでいたけど、いいボールもあった」。初戦突破に貢献し笑顔を見せた。

 塚原からは前夜に無料通話アプリ「LINE」で「頑張ってこい」と激励されたという。兄が4年前に初戦敗退した笠間市民球場で快勝し、その期待に応えた。森田健文監督は「弟の洲の方がしっかりしていて私生活からリードしている」と明かす仲良しコンビだ。

 2番手・戸塚が6回無失点、9回は今秋ドラフト候補右腕の鈴木が1回2奪三振無失点で締めた。スカウトが視察する前で好投し「調子はまあまあ。とにかくチームを勝たせることを意識したい」と力強かった。

 ▼オリックス・塚原 うれしいですね。僕らは2回戦で負けたので、2人には頑張って僕たちを超えてもらいたい。僕も早く1軍に上がれるように頑張ります。

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2014年7月10日のニュース