島袋５連続四死球で２回途中降板も亜大に逆転勝ち

＜中大・亜大＞２回裏１死満塁（亜）秋田監督に降板を告げられる中大先発・島袋（右）

東大学野球第１週第２日 中大６―３亜大

（4月8日 神宮）
　中大はエース兼主将の島袋が乱調で２回途中で降板する展開にも、打線が奮起して、５連覇中の亜大に逆転勝ちした。

　０―３の５回に３安打で同点とすると、８回無死二、三塁から４番・小川拓が決勝の中前打。「みんながつないでくれた。思い切っていこうと思った」と詰まりながらも外野に運んだ。島袋と同じ沖縄出身の神里は３安打を放ち「チーム全員でキャプテンの分までと話していた」。秋田秀幸監督は「あした（３回戦）は面白くなる」と不敵に笑った。

　▼中大・島袋（先発し２回に５連続四死球。１回１／３を３失点）情けない。自分の役割ができるよう頑張りたい。