地元ファンも田中に期待 ジーターに次ぐ大声援

[ 2014年4月9日 05:30 ]

<ヤンキース・オリオールズ>ベンチから毛糸の帽子を被り試合を見つめる田中(左端)

ア・リーグ ヤンキース4―2オリオールズ

(4月7日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中は、試合前のセレモニーでは控え選手のトップで名前を呼ばれ、グラウンドへ登場。4日に敵地でメジャー初勝利を挙げた期待のルーキーを歓迎するように、今季限りで引退するジーターに次ぐ大歓声を浴びた。

 「ブーイングじゃなくて声援ですからね、やっぱり違いますね」と本拠地の雰囲気を初体験した。楽天時代の7年間でも本拠地では57勝16敗で勝率・781(それ以外は42勝19敗、勝率・689)と圧倒的な強さを誇った。「ずっとホームで投げるのが多かったですからね」と謙遜したが、新天地でも地元で白星を重ねていくことが熱狂的ファンに受け入れられる近道でもある。9日(日本時間10日)の本拠地デビューを前に「相手も一緒だし、きょうは黒田さんも投げていたのでね」と、マウンドでのイメージを膨らませていた。

続きを表示

2014年4月9日のニュース