京大、関学大に勝利 プロ注目・田中が大学初の通算5勝目

[ 2014年4月5日 17:47 ]

 関西学生野球春季リーグは5日、京都市のわかさスタジアム京都で開幕して1回戦2試合が行われ、京大が昨季優勝の関学大に2―1で競り勝った。京大の開幕戦白星は2012年秋以来。同大は関大を延長11回、3―0で下した。

 京大は1点を追う5回に2点を奪って逆転。田中が4安打で1失点完投した。同大は柏原が5安打完封した。

 ≪最少失点で切り抜けた田中≫京大はプロからも注目されるエース田中が毎回のように得点圏に走者を背負いながら、最少失点で切り抜けた。本調子からは遠かったそうだが「走者が二塁に行っても、開き直って腕を振れた」と納得顔だった。

 リーグ通算5勝目。連盟によると京大の投手が5勝を挙げるのは1982年の新リーグ発足後初という。記録を塗り替えた右腕は、2002年秋以来の勝ち点が懸かる2回戦に向け「あと1勝すれば京大の歴史が大きく変わると思う。あしたも準備はします」と連投も辞さない決意を示した。

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2014年4月5日のニュース