マー君に祝福の声 星野監督「持ってるなあ」斎藤「次も楽しみ」

[ 2014年4月5日 17:11 ]

 米大リーグ、ヤンキースの田中将のデビュー戦勝利に、日本球界から祝福の声が上がった。

 昨季まで所属した楽天では星野監督が「あいつは持ってるなあ。(打線が)打ってくれるもんな。初登板で勝ちが付くのは大きいよ」と感心。田中将に代わるエースの役割が求められる則本は「これからも頑張っているところを見たいし、僕も頑張っている姿を田中さんに届けたい」と刺激を受けた様子だ。

 バッテリーを組んだ嶋は「格好良かった」と素直に喜び、メジャー通算434本塁打のジョーンズは「攻撃的な打線に対し、投球内容は素晴らしかった」と褒めた。同通算84セーブの斎藤も「これから時間をかけて田中らしくなっていくと思う。スタートとしては最高。次も楽しみ」と期待を寄せた。

 同学年で将来的な大リーグ挑戦を希望する広島の前田は「練習前に少しだけ見ました。キャンプの時からユニホーム姿を見ているので、違和感はなかった」とコメント。

 昨季、田中将が挙げた24勝のうち8勝を献上した日本ハムの栗山監督は「本調子じゃないが、点を取られた後に制球の安定感があった。きちっと自分の投球ができる」と評価。DeNAの中畑監督は「日本のプロ野球というのを認識して、ステップアップしていってほしいね」とエールを送った。

 ▼巨人・原監督の話 力と運と、やはり勝つにはいろいろと必要だなと感じた。見事な初勝利だったと思う。

 ▼巨人・坂本の話 (テレビは)見ていました。メールを送りました。おめでとう、と。

 ▼香田誉士史氏(田中将を北海道・駒大苫小牧高時代に監督として指導)の話 日本にいた時と同じように粘り強く投げて勝ちゲームにつなげた。プレッシャーや(移籍の)慌ただしさ、常に注目されている中、よく頑張った。たいしたもの。けがなく1年間を乗り越えて、チームに大きく貢献してほしい。

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2014年4月5日のニュース