川崎が適用第1号の「チャレンジ」とは?監督の判断が問われる使い方

[ 2014年3月5日 05:34 ]

ブルージェイズの川崎

オープン戦 ブルージェイズ2―12ツインズ

(3月3日 リーカウンティー)
 大リーグは3日(日本時間4日)、今季から適用範囲を大幅に拡大するビデオ判定の運用をオープン戦で始め、ブルージェイズの川崎宗則内野手(32)のプレーが適用第1号となった。

 ツインズ戦の6回、遊ゴロを処理した川崎の送球が高く浮き、セーフの判定。これにブ軍のジョン・ギボンズ監督(51)が審判に審議を求める「チャレンジ」を初めて利用した。

 「チャレンジ」は「ストライクかボールか」「スイングしたかどうか」などを除くほとんどのプレーに適用。監督はビデオでの審議を求める1度の「チャレンジ」の権利を持ち、判定が覆った場合は2度目の要求が可能になる。

 監督は3度以上求められないため、使う場面の判断力が問われる。7回以降は責任審判員が必要に応じて利用可能。規則ではベンチにいる監督らが、映像をクラブハウスで見ているスタッフと連絡を取り、チャレンジを求めるかどうか判断することが許される。

続きを表示

2014年3月5日のニュース