ドラ1鈴木が初ブルペン スカウト部長からセーブ指令も

[ 2014年1月22日 05:30 ]

初めてブルペン入りした中日のドラフト1位鈴木

 中日のドラフト1位・鈴木翔太投手(18=聖隷クリストファー)が21日、ナゴヤ球場で初めてブルペン入りし立ち投げで24球を投げた。

 「キャンプ前の練習が残り少なくなってきたし、あすは休みなので(ブルペンに)入りました」

 昨年12月中旬以来の投球だったこともあり、時間をかけ一球一球感触を確かめるように投げ込んだ。途中、並んで投げていた武藤ら先輩投手の投球に刺激されたのか、思わず力が入るシーンもあり練習を見守っていた中田宗男スカウト部長から「慌てずゆっくり投げろよ」と“セーブ指令”が出る一幕もあった。ただ、鈴木自身は「質的にはいいボールもありました」と、予定通りのデモンストレーションと言わんばかりで、涼しい顔だった。

 春季キャンプは2軍スタートが決まっている。「(ペースを)上げすぎないように。まずは1年間乗り越えられる体力をつけたい」と冷静に自己分析していた。

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2014年1月22日のニュース