オリ園部 対面プラン幻に…“イチロー坂”ダッシュ中に本人帰宅

[ 2014年1月22日 08:45 ]

 ダッシュも及ばなかった…。別メニュー調整中のドラフト4位・園部(聖光学院)を除くオリックスの新人8選手は21日、球団関係者の計らいで、ほっともっと神戸で自主トレ中のイチロー(ヤンキース)と対面するプランがあったものの幻に終わった。

 何とも皮肉な結末だった。イチローに会うべく神戸総合運動公園内のユニバー記念競技場南側斜面にある急勾配の坂道でダッシュを敢行。全長200メートル、最大傾斜20度で、イチローも自主トレ時に使用することでも知られている“イチロー坂”を5本走破し対面の時に胸をふくらませていた。そこに「イチロー練習終了」の連絡…。坂から球場まで約700メートル。“6本目のダッシュ”も及ばず、多忙な男は球場を後にしていた。

 入団会見時に目標の選手にイチローを挙げた同5位の吉田雄(北照)は「会いたかったです…。気にかけてもらえるような選手になりたいです」と、肩で息をした後に肩を落とした。23日に仕切り直しする予定だが、ルーキーたちはイチローと対面できるのだろうか。

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2014年1月22日のニュース