則本雄叫び!気迫の3人斬り 「全力でねじ伏せようと」笑顔

[ 2013年10月22日 06:00 ]

<楽・ロ>8回、ブラゼルを中飛に仕留め雄叫びを上げる則本

パ・リーグCSファイナルステージ第4戦 楽天8―5ロッテ

(10月21日 Kスタ宮城)
 1点差の8回から救援した楽天・則本が気迫の投球で田中につないだ。鬼気迫る表情で最速152キロをマークし3者凡退。「一生懸命投げました。後ろに田中さんがいるのは分かっていたので全力で力でねじ伏せようと思った」と笑みを浮かべた。

 18日の第2戦で先発し9回1失点と好投。だが、延長10回に救援陣がつかまり、125球の力投は実らなかった。それから中2日。「疲労はなかった」と飛ばした。先頭の角中に6球連続で直球を投じ、最後は外角のフォークで二ゴロ。続くサブローを三飛に仕留めると、ブラゼルには真ん中に151キロのこん身の直球。打球は高々と舞い上がり、一瞬ヒヤリとしたが、中堅・聖沢のグラブに収まった。CSもフル回転の新人右腕は「(ブラゼルは)失投気味だったけど、気持ちで抑えた」と胸を張った。

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2013年10月22日のニュース